【在宅介護編】介護保険のお金の不安をやさしく解説|無理なく続けるための工夫

お金と介護のやさしい話

「介護保険を使えば安くなるって聞くけど、実際どのくらいかかるの?」
「食事代やおむつ代も全部含まれるの?」

実際に、私が関わったご家族からも、
「思っていたより毎月かかるんですね…」と驚かれることがよくあります。

ここでは、在宅で介護保険を使うときのお金の基本をわかりやすくまとめました。

💰 介護保険を使った在宅介護の費用の目安

介護保険を利用すると、サービス料の1割〜3割を自己負担します。
たとえば、以下のような金額が目安です。

サービス名利用頻度自己負担の目安
デイサービス週2回月6,000〜8,000円+食事代
訪問介護(生活援助)週1回月3,000〜4,000円
訪問入浴月2回約2,000円前後
福祉用具レンタルベッド・手すりなど月1,000〜2,000円程度

※上記は、要介護1・自己負担1割の場合を想定した目安です。

一割負担で、組み合わせによっては、月1〜3万円前後が一般的な負担額になります。

※あくまで目安で、
ご本人の状態や地域、サービスの組み合わせで前後します。
「思ったより安い」と感じる方も、「意外とかかる」と感じる方もいます。

😟 よくあるお金の不安とその対策

1. 「介護保険を使っても思ったより高い」

介護保険は「介護サービス」にしか適用されません。
そのため、食費・おむつ・日用品・交通費などは自費になります。
見学や契約の前に「自己負担項目」を必ず確認しましょう。

2. 「上限を超えると自己負担になるって本当?」

これは、「1か月に介護保険で使えるサービス費の上限額」のことです。
例えば、要介護1なら月約17万円分までが保険適用です。(一割負担なら1万7千円の負担)

ケアマネジャーは、この上限を意識しながら
「できるだけ負担が増えないように」計画を立てています。
不安なときは、遠慮なく金額のことも聞いて大丈夫です。

3. 「もし高額になったとき、どうすればいい?」

自己負担が高くなった場合は「高額介護サービス費」という払い戻し制度が利用できます。
1ヶ月の自己負担額が一定額(例:24,200円前後/世帯や所得によって異なります)を超えた分が後で戻ります。
市区町村の介護保険課やケアマネに相談しましょう。

4. 「今後、介護が長く続いたらお金が心配」

介護の期間は個人差がありますが、平均すると4〜5年程度といわれています。
実際には数ヶ月で終わる方もいれば、10年以上続く方もいます。

無理のない範囲でサービスを調整し、家族だけで抱えすぎないことが何より大切です。

将来的に施設介護が必要になった場合でも、介護保険が継続して使えます。

※費用や制度は地域や所得、制度改正により異なります。
※詳細は必ず市区町村や担当ケアマネジャーにご確認ください。

🌿 家計の負担を減らす3つの工夫

  • ① ケアマネに「月ごとの見込み費用」を聞いておく
    利用前に試算してもらうことで、安心して計画できます。
  • ② 自費になる部分をリスト化しておく
    食費やおむつ代など、意外と積み重なる費用を把握しましょう。
  • ③ 減免・補助制度をチェック
    所得によっては「高額介護サービス費」やショートステイの利用時は「介護保険負担限度額認定症」も使えます。

🌸 まとめ

介護のお金は、知らないまま不安になるより、
「だいたいの目安」を知っておくだけで気持ちが楽になります。

ひとりで抱えず、ケアマネや市区町村の窓口を頼りながら、
無理なく続けられる形を一緒に考えていきましょう。

※この記事は、ケアマネジャーとして在宅介護に関わってきた経験をもとに、一般的な目安をまとめたものです。

🫶 ゆるっとケア日和|腸活×介護×FPのヒント帳

今日も、あなたと大切な人の“ごきげんな日”が少し増えますように。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。
介護サービスの利用や制度の適用については、
お住まいの自治体や担当の専門職へご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました