親の介護が始まると、多くのご家族が一度は悩みます。
「できるだけ家でみてあげたい」
「でも、このまま続けられるのだろうか…」
在宅介護を続けるか、施設を勧めるか。
どちらが正解という答えはありません。
大切なのは、あとから自分を責めない選び方をすることです。

在宅介護を続けやすいケース|自宅介護が向いている判断ポイント
在宅介護が比較的続けやすいのは、次のような場合です。
- 転倒や誤嚥などのリスクが低い
- 夜間の見守りがそれほど必要ない
- 医療的ケアが少ない
- 家族が無理なく休めている
在宅介護は、
「大変だけど何とか回っている」状態であれば、
介護サービスを調整しながら続ける選択もあります。

ただし、
「我慢して続けている」
「限界だけど気づかないふりをしている」
この状態が続くと、心と体に負担がたまっていきます。
施設を勧めるべきサイン|在宅介護が限界に近づいている目安
次のような変化が出てきたら、 施設という選択肢を考え始めてもいいタイミングです。
- 転倒や事故が増えてきた
- 夜眠れず、家族も慢性的に寝不足
- 食事量が減り、体力が落ちてきた
- 医療・認知症対応が難しくなってきた
- 介護でイライラし、自己嫌悪になることが増えた
このように、「安全」と「余力」を保つことが難しくなってきた場合、 これは、 愛情が足りないサインではありません。 介護の負担が一人(または家族)で抱えきれなくなってきたサインです。

介護施設は最後の手段ではない|在宅介護との違い
「施設に入れる=もう家に戻れない」
そう思われがちですが、実際は違います。
施設は、
- ご本人の安全を守る場所
- 専門職が支える生活の場
- 家族が安心して関われる環境
支え方を変えるための選択肢です。
実際に、
「施設に入ってから表情が明るくなった」
「食事量が増えた」
というケースも多くあります。

在宅介護か施設かで後悔しないための考え方
在宅か施設かを考えるとき、
次の視点を持ってみてください。
①「今」だけでなく「これから」を考える
今は何とかなっていても、
半年後、1年後はどうでしょうか。
介護は、
少しずつ負担が増えていくものです。
② 家族が倒れないことを最優先に
介護をする人が倒れてしまっては、
ご本人を支えることはできません。
施設は、
家族が元気でいるための選択でもあります。
③「親子」でいられる時間を守る
介護が中心になると、
親子関係が崩れてしまうことがあります。
施設を利用することで、
「介護」ではなく
**「会いに行く時間」**を取り戻せることもあります。

在宅介護と施設で迷うのは当然|悩む家族へ
在宅介護を続けるか、施設を勧めるか。
悩むのは、それだけご本人を大切に思っているからです。
どちらを選んでも、
あなたが考え抜いて出した答えなら、
それは間違いではありません。
必要に応じて、
ケアマネジャーや専門職に相談しながら、
無理のない形を一緒に探していきましょう。

🫶 ゆるっとケア日和|腸活×介護×FPのヒント帳
今日も、あなたと大切な人の“ごきげんな日”が少し増えますように。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。
介護サービスの利用や制度の適用については、
お住まいの自治体や担当の専門職へご相談ください。


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