ご家族が「デイサービスを使ってみたい」と思ったとき、
種類がいろいろあって「どれを選べばいいのか分からない…」と迷う方も多いでしょう。
ここでは、よく使われる4つのサービスを、やさしく、分かりやすく解説します。
ご本人に合ったサービスを選ぶヒントにもなります。

デイサービス(通所介護)とは、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、送迎付きで日帰りで施設に通い、食事や入浴などの日常生活上の支援や機能訓練などを提供する介護保険サービスです。
今回は、順番に以下のサービスを紹介します。
①通所介護 → ④半日型デイ → ②特化型 → ③通所リハビリ

■ ① 通所介護(いちばん一般的なデイサービス)
どんなサービス?
ご自宅から日帰りで通い、日中の安全な居場所を提供するサービスです。
「日中一人で過ごすのが心配」「家族の介護で少し休みたい」場合にも安心です。
受けられること
- 送迎サービス(自宅まで迎えに来てくれます)
- 入浴(体調に合わせて介助あり)
- 食事(栄養バランスのとれた昼食)
- 健康チェック(血圧・体温など)
- 体操や軽い運動
- レクリエーションやおしゃべりの時間

こんな方におすすめ
- 家に閉じこもりがち
- 日中、見守りが必要
- 他の人との交流を持ちたい
- 生活リズムを整えたい

「安心して過ごせる居場所がある」と、ご家族も少しほっとできます。
■ ④ 半日型デイサービス(短時間の通所タイプ)
どんなサービス?
午前または午後だけ利用する短時間のデイサービスです。
身体への負担が少なく、必要なサービスだけ効率よく受けたい方に向いています。

利用者の希望や目的に合わせて選べる半日型のサービスです。
特徴
- 滞在時間は半日程度
- 入浴や運動など必要なサービスに集中
- 食事は自宅で取ることが多い
こんな方におすすめ
- 長時間外出すると疲れやすい
- 家での生活リズムを保ちたい
- 入浴や運動だけ必要
- 外出のきっかけを作りたい

「必要なサービスだけを受けて、あとは家でゆっくり過ごしたい」方にぴったりです。
■ ② 特化型通所介護(運動・リハビリに集中できるデイサービス)
どんなサービス?
短い時間で運動やリハビリに集中できるデイサービスです。
体力や筋力を取り戻したい方に向いています。

半日程度で専門スタッフによる個別の機能訓練プログラムを行うのが特徴です。
主な内容
- 筋力トレーニング
- 歩行・バランス訓練
- 生活動作の練習(立ち上がりや座る動作など)
※入浴や食事はない場合が多いです

利用時間
1〜3時間程度が一般的
こんな方におすすめ
- 退院後に体力を戻したい
- 転倒や体力低下が心配
- 短時間で集中的に運動したい
- 運動習慣を身につけたい
「通うだけで安心して体を動かせる」ので、ご家族の負担も軽くなります。
■ ③ 通所リハビリ(デイケア)
どんなサービス?
病院や介護老人保健施設と連携し、医師の指示のもとでリハビリを行うサービスです。
医療と介護の両面でサポートが受けられます。
主な内容
- 理学療法(PT)
- 作業療法(OT)
- 言語療法(ST)
- 医師の指示に基づくリハビリ計画

特徴
- 医師や専門職による継続的な評価
- 退院後のリハビリにも対応
- 半日〜1日利用
こんな方におすすめ
- 退院直後で失った機能をしっかり取り戻したい
- 医療との連携が必要
- 計画的にリハビリを進めたい
「医療の視点で安全にリハビリを進めたい」方に向いています。
■ 4つのサービスをざっくり比較
| 種類 | 利用時間 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 通所介護 | 1日 | 生活の維持・交流 |
| 半日型デイ | 半日 | 入浴や運動を効率よく |
| 特化型通所介護 | 1〜3時間 | 運動・リハビリに集中 |
| 通所リハビリ | 半日〜1日 | 医療専門職によるリハビリ |
■ どれを選べばいい?
ご本人にとって「何が必要か」「どんな生活を送りたいか」を考えると、選びやすくなります。
- 生活リズムを整えたい → 通所介護
- 家に長時間いられないがペースは保ちたい → 半日型デイ
- 集中的に体を鍛えたい → 特化型通所介護
- 医療的にみてもらいながらリハビリしたい → 通所リハビリ
「どれが合うか迷う…」というときは、担当ケアマネジャーに相談してください。
ご本人の体力や希望に合わせて、一緒に選んでくれます。
🫶 ゆるっとケア日和|腸活×介護×FPのヒント帳
今日も、あなたと大切な人の“ごきげんな日”が少し増えますように。


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